今日は4月20日(日)です。ハワイの音楽について②です。
ハワイの伝統舞踊であるフラは、ポリネシア系先住民の伝承や神話を元に、11世紀頃にその歌と踊りが創作された。初期のフラは王家や首長にのみ伝えられ、儀式の際に踊る神聖な舞踊として見られていたが、カアフマヌによってカプの廃止が進められると、その神聖観は否定されるようになる。さらにプロテスタンティズムが浸透し、肌の露出が禁じられるようになり、ムームーの着用が指導されるようになり、伝統舞踊としての基盤が崩壊し、古代の伝統舞踊としてのフラは消滅した。1880年代にカラカウアがフラを復帰させようと試み、西洋音楽の要素と融合され、今日に継承される「モダン・フラ」に至った。
メキシコ人が持ち込んだギターやポルトガル人が伝えた楽器からハワイ原住民が発展させたウクレレが融合され、1890年代にハワイ独特の楽器としてスティール・ギターやスラックキー・ギターが生み出され、1920年ごろまでにこうした弦楽器を弾きながらソロ・ボーカルやコーラスを楽しむ、いわゆるハワイアン・ミュージックの標準的なスタイルが確立された。