
今日は3月8日(土)です。アラブの音楽について②です。
ジャーヒリーヤ…イスラーム以前の時代を指す、イスラームにおける伝統的、宗教的時代区分である。無明時代とも言う。
大体においてはムハンマド布教以前の時期のアラブ社会とその時代を指す。
基本的に声楽。歌を意味するアラビア語は「ギナーア」。口頭伝承の形で伝えられていった。
狭義の「ギナーア」 - 芸術的なもの
ナスブ - 世俗的なうた。
シイル - 詩。
フダー(フダーア) - 隊商(キャラバン)のらくだ追いのうた。
ナウフ - いわゆる哭歌(なきうた)。葬式の時のうた。
ムガンニー(男性)、ムガンニーヤ(女性)は「歌をうたう人」の意。
シャーイルは詩人(巫)だが、詩(シイル)にはメロディがつくのが普通だった。広義には音楽家といえる。
カイナ(複数形キヤーナ)と呼ばれる「芸者」・「歌姫」がいた。