
今日は2月21日(金)です。タイの音楽について②です。
モーラム(タイ語: หมอลำ)は、ラオスやイーサーン(タイ東北部)などにおける ラーオ族(タイ・ユワン族(タイ語版)を除く)の伝統音楽である。モーラムとはイーサーン語あるいはタイ語であり、ラオスではラムラーオ(ລຳລາວ)という。モーラム文化の中心地はラオスよりもむしろタイにあるため、ルクトゥン(ลูกทุ่ง タイの演歌的な歌謡曲)に含ませてしまうこともあるが基本的に別系統である。
本来は独特のリズムとケーン(笛の一種)による主旋律、裏返って途切れそうなボーカルを特徴とし、その内容は生活の貧窮や行政批判など社会・政治的なものから恋愛や人情まで多岐にわたる。