今日は2月17日(月)です。モンゴルの音楽について①です。

今日は2月17日(月)です。モンゴルの音楽について①です。

ホーミー(モンゴル語フーミーともいう)は、アルタイ山脈周辺民族の間に伝わる喉歌と呼ばれる歌唱法のうち、西部オイラト諸族(モンゴル国西部と中国新疆ウイグル自治区北部に居住)に伝わるものの呼称。一般に、緊張した喉から発せられる笛のような声のことを指す。語源はモンゴル語で「咽頭、動物の腹部の毛皮」をあらわす。いくつかのスタイルに分けられるが、人によって分類が異なり、統一見解はまだない。アルタイ山脈周辺の地域では、浪花節のような喉を詰めた声で歌う叙事詩や賛歌が発達しており、喉歌はその叙事詩を装飾する目的で発達してきたと考えられる。モンゴルのホーミーも、もともとこのようなアルタイ山脈周辺地域(モンゴル国西部から新疆ウイグル自治区)の伝統芸能であった。